同窓会会長籏 美代子

　同窓会の皆様には、ご清福にお過ごしのこととお慶び申し上げます。日頃は同窓会の活動に対し、ご理解とご協力を受け賜り深く感謝申し上げます。

　今年同窓会は、役員会、常任幹事会を例年通り行いました。最近はどの年齢層の方も仕事で忙しい人が多く役員の皆さんはライン等を使って活動して同窓会運営に協力いただき感謝しています。

　昭和６０年会報発行のご相談をして以来、ご指導を頂いた学園長山田健市先生が、令和５年７月に永眠されお別れとなりました。今あの頃の有り難さが身に染みる思いです。2022年母校開学70周年の準備をしていた頃、「同窓会のことは同窓会でよく話し合うように」と言われ、前項の様なお話しはありませんでした。出来上がった会員名簿11号は喜んで受け取って下さいました。今思うと何か違っていた様に思います。

　昭和６１年山田家政短期大学同窓会会報を創刊して以来母校開学50周年に同窓会会員名簿7号を発刊し、名誉理事長に贈呈して、名誉理事長山田新平先生のレリーフを作成、同窓会設立50周年に会則変更他、色々ありましたが中でも理事長学長山田健市先生の旭日中綬章受章・山田学園創立80周年祝賀会は大きな会でした。乾杯の音頭を喜んで頂いたことは忘れられません。会報に喜びも悲しみもたくさん掲載されています。

　学園長であり名誉教授になられた山田健市先生は、多くの記念誌を発刊されました。特にキャンパスの素晴らしい教育環境を写真と説明で美しく掲載され、学生や卒業生に欧米文化・日本文化に接し、感性・知性・人間性を養い高めて、グローバル社会で活躍できるように向上発展を願って、温かい思いを記載されています。同窓会はこのご指導を入学式・卒業式に紹介しています。また同窓会運営に対しご指導に感謝して親睦や向上に心がけて同窓会の発展、母校の発展を願い、同窓会の仕事に携わってきました。現在は会員名簿の正確性を高め、会員の交流やクラス会等に使用できるように又母校発展に使用できるように努力しています。

　最後になりましたが、会員の皆様のご健勝とご活躍をお祈りし、合わせて皆様と共に母校の発展を祈念いたします。